社内レクリエーションの企画って大変ですよねー。
フットサルやソフトボールなど、ガチなスポーツだと運動が苦手に人は参加しにくいし。。。
バーベキューやボウリングは無難だけど、目新しさはイマイチ。
最近の会社イベントはマンネリ化して、参加者も減ってきているし、なんかいいアイデアないかなぁー
こんなことをお考えのレクリエーション担当者のあなたに、いいアイデアをご紹介します!
それは、「ボードゲーム会を開催する」というアイデアです。
え、ボードゲーム? 会社の人たちと人生ゲームとかやっても面白くなさそうだなぁ。
こう思ったあなたは、ボードゲームの面白さ、ポテンシャルをまるで理解できていません!
ボードゲームは、バラエティに富んでおり、面白さと場のムードを良くするポテンシャルを秘めています。
必ずと行っていいほどレクリエーションを盛り上げることができるでしょう。
この記事では、
- ボードゲームが社内レクリエーションに最適な理由
- ボードゲーム会の進め方
- 社内レクにオススメなボードゲーム
を解説していきます。
ぜひじっくり読んで、社内レクを成功させましょう!
ボードゲーム会とはどんなイベント?
まずはじめに、ボードゲーム会とはどのようなイベントなのかをご説明します。
ボードゲーム会とは、参加者が4-5人のグループに分かれて、ボードゲームで遊ぶイベントです。
毎回グループを変えながら、いくつかのボードゲームを繰り返してプレイする事で、色々な人と交流出来ます。
一言にボードゲームといっても、とても種類が豊富です。
ジャンル、参加人数、プレイ時間、難易度などいろいろなバリエーションがあります。
もちろん人生ゲームのようなスゴロクもボードゲームの一種ですが、ここでは、多彩なルールで戦術に富んだゲームを指しています。
4-5人でプレイでき、適度な戦略と運で勝負するようなゲームを選びましょう。
この記事の最後に、会社レクに向いているボードゲームも紹介しますのでご安心ください。
ボードゲームが社内レクリエーションに最適な理由
ボードゲーム会の概要がわかった所で、ボードゲームが社内レクに最適な理由をご説明します。
下記の3つの理由からです。
目新しいためレクに参加してもみたくなる!
日本では、ボードゲーム=人生ゲームといった認識の人が多いと思います。
そうではなくとも、ボードゲームという言葉は聞いたことがあっても遊んだことのない人は多数います。
多くの人にとって、ボードゲーム会というイベントは目新しく映るでしょう!
現在、ボードゲームは比較的若い世代を中心に流拡大しつつあります。
でもボードゲーム自体は、ソーシャルゲームやテレビゲームと比較して、テーマの普遍性が高く、人を選びません。
そのため、上の世代の人達の参加ハードルは低く、誰でも参加しやすいといったメリットがあります。
これまでやったことのない遊びを行うチャンスなので、様々な世代の参加モチベーションが期待できます。
会話したりワイワイしたりみんなで盛り上がれる!
ボードゲームでは、みんなで共通の内容を取り組むので、自然に会話することができます。
面白いもので、ゲームを一緒にプレイすると、テーブル毎に一体感が生まれ、仲間意識が芽生えます!
これによりメンバーと仲良くなれるでしょう。これこそが社内レクの意義ですよね!
また、ボードゲームは人によって戦術が千差万別であり、盛り上がる要素でもあります。
論理的に攻める人、ギャンブル性を高める人、直感を重視する人と、色々な考えの人がいて、自分が思いつかない考えを知る機会にもなります。
一緒に働いていても、意外と知らなかったあの人の素顔に迫ることが出来るかもしれませんよ!
仕事の役にも立つ!
ボードゲームでは運も重要ですが、やはり頭を使います。そして、頭を使うことは良いこと尽くめです。
ボードゲームをすることで、脳が活性化し、頭の回転を良くするトレーニングにもなります!
詳細はこちらの記事からどうぞ。
脳を活性化するだけではありませんよ。
ボードゲームで勝つための戦略を考えることは、会社で仕事を上手に捌くのと通ずるものがあります。
「このゲームで勝つためには、何点必要で、そのためには何を行うべきか。」
「あの仕事を行うためには、誰に事前に相談が必要で、いつまでに何が必要で、そのために今これを行う」
どうでしょうか?
目的に向かって、逆算して考えるという点で共通していますよね!?
ボードゲームで、これを考える習慣がつけば、仕事も上手に回す事ができるでしょう!
ボードゲーム会の進め方
それでは、ボードゲームをレクリエーションに使うメリットが分かったところで、具体的にボードゲーム会の進め方を説明します。
進め方の例を以下に載せますので、参考にしてみてください。
参加人数や年齢などによって、アレンジしてくださいね。
ボードゲーム会の進め方
1参加者を4~5人程度のグループに分ける
当日分けるとバタバタするので、事前に参加者を分けておくとスムーズです。
また、遊ぶゲームによってグループの人数は増減させましょう。
グループごとに異なるゲームを行う場合は、グループごとの人数が異なってOKです。
※実際、同じゲームを複数個用意するのは、もったいなかったり、難しかったりすると思います。
2ゲームのルール説明(インスト)を行う
ボードゲーム会でいちばん重要なのが、ルール説明です。
グループの代表者が参加者にボードゲームのルールを説明します。
ルール説明を行う人は事前に、そのゲームで遊んでおくことを強くオススメします。
3ゲームで遊ぶ
ゲームで遊びます。短いゲームは何度か繰り返します。合計で30~60分で終わるくらいのイメージです。
グループによって、終わる時間がまちまちになります。
待ち時間用の短いゲームを用意しておくと、退屈せずに済みます。
4一回やったらグループ替え
一度遊び終わったら、グループを替えましょう。
これにより、多くの人と交流することができます。
ルール説明を行う人は動かないほうが良いでしょう。
5またゲームをプレイする
先程と同様に、ルール説明をして、ゲームで遊びます。
6時間に応じて、2~5を繰り返す
時間に応じて、上記を繰り返します。
ボードゲーム会で必要なもの
【必須】
- 会場(テーブル、椅子 ※グループの数だけテーブルがあったほうが良いでしょう)
- メインで遊ぶゲーム(グループの数だけ必要 ※最低でも、参加人数÷4くらいの個数を用意するのが良いでしょう。)
- 時間調整用の軽いゲーム(すぐに始められて、途中で終わっても差し支えのないゲームを2~3個程度。グループ数ー1個あると安心)
※後ほど具体的に紹介します!
【あると便利】
ボードゲーム会の会場選び
社内レクでのボードゲーム会で最も重要なのが、会場の手配です。
会社の会議室などが使える場合は、それが最もお手軽で費用もかからないため、良いでしょう。
使えない場合は、下記2つの選択肢があります。
- 貸し会議室をレンタル
- ボードゲームカフェを利用する
オススメは、1の貸し会議室のレンタルです。
なぜなら、参加人数に応じて、会場の広さを自由に選べますし、貸し切りのほうが周りに気を使う必要がないため、レクに集中できるからです。
用途に応じて様々な広さや、レイアウトの部屋を借りることができるので、便利です。
2のボードゲームカフェは、ボードゲームを手配しなくても良いと言ったメリットがあります。
ただし、会場の広さが決まっているため、ちょうどよいボードゲームカフェの手配が難しいといったデメリットもあります。
社内レクなので、一般のお客さんと一緒にならないよう、貸し切りにするのが良いでしょう。
もし参加人数に対してちょうどよいお店が見つかりそうなら、ボードゲームカフェでの開催もありですね。
社内レクにオススメなボードゲーム
↓メインゲームはこちら↓
カタン (Catan)
- カタンは1995年のドイツ年間ゲーム大賞受賞作で、全世界中で、2000万個以上の販売数を誇る超大ヒットゲームです。
- 数あるボードゲームの中でも名作中の名作で、3人~4人でやるのにぴったりです。簡単なルールでありながら奥が深く、初心者と上級者が同時に楽しむことができます。
- カタンの魅力は、資源を得て自分の領土を拡大し、さらに資源を得やすくするという拡大再生産というゲーム性と交渉によって、ほかプレイヤーと時には協力、時には対立する所にあります。
- 1回が1時間以内で終わるため、繰り返しやりたくなること間違い無しのおすすめボードゲームです。
- 人数:2-4人
- プレイ時間:約60分
- 対象年齢:10歳〜
カタンのルール、魅力などを詳しく知りたい方はこちらも合わせてどうぞ。
アズール (Azul)
・アズールは、タイルを集めてボードに配置することで、ポイントを貯めていくゲームです。
・プレイヤー同時が欲しいタイルを順番に取るドラフトの要素と、得点が高くなるように配置するパズルの要素が組み合わさっているのが特徴です。
・見た目の美しさもさることながら、シンプルながら考えどころが多く、とても完成度の高いゲームです。
- 人数:2-4人
- プレイ時間:30~45分
- 対象年齢:10歳〜
アズールの紹介記事はこちらからどうぞ。
↓やや短めなメインゲームはこちら(何回か繰り返してもOK)↓
キングドミノ (Kingdomino)
- 人数:2-4人
- プレイ時間:15分
- ルール難易度:簡単
ディクシット (Dixit)
- ディクシットは、カードの絵柄から連想される言葉を言い、周囲の人がそのカードを推測するゲームです。
- 全員に当てられても、誰にも当てられなくてもNGなので、うまく言葉を選ぶ表現力が必要です。
- ディクシットはゲームを通じてコミュニケーションしたり、その人の感性を共有するため、家族や友達と仲良くなるのはもちろん、初対面の人とも打ち解けることができるのが魅力です。
- 2010年のドイツ年間ゲーム大賞を受賞しており、とても面白く、人気の高いゲームです。
- 人数:3-6人
- プレイ時間:30分
- ルール難易度:簡単
ウボンゴ (Ubongo)
- 「ウボンゴ」は、テトリスのように、決められた枠にピースを組み合わるスピードを競うパズル系のボードゲームです。
- 砂時計が落ちる前にパズルを解くことができた人は「ウボンゴ!」と言って、宝石をもらいます。
- 世界各国で、ボードゲームの賞を受賞しているとても人気なゲームです。
- 人数:2-4人
- プレイ時間:30分
- ルール難易度:簡単
ブロックス (Blokus)
- 「ブロックス」は、ボード上に自分の色のピースをなるべくたくさん置く事を目指すパズル型ボードゲームです。
- ピースを置くルールは、すでに置かれている自分のピースと角を繋げるというだけ。
- とてもシンプルなルールながら奥が深く、初心者でも、すぐに楽しむ事ができます。
- ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされている有名ゲームです。
- 人数:2-4
- プレイ時間:20-30分
- ルール難易度:簡単
お邪魔者(Saboteur)
・お邪魔者は、金塊を探し求める「金鉱堀り」とそれを邪魔する「お邪魔者」に分かれて戦う正体隠匿系ゲームです。
・ルールが簡単でかつ、3~10人と多くの人数で遊べるのが特徴です。
・場にカードを出し合って、金塊に向かって掘り進めますが、途中でお邪魔者は行き止まりにしたり、つるはしを壊したりして阻みます。その中で、誰が味方かをいち早く見極めるのが勝利への鍵です。
- 人数:3-10
- プレイ時間:30分
- ルール難易度:簡単
エセ芸術家ニューヨークへ行く
- 「エセ芸術家ニューヨークへ行く」は、決められたテーマの絵を1人一筆ずつ描いていき、みんなで1枚の絵を完成させるゲームです。ところが1人だけ、絵のテーマを知らない人が混ざっています。
- お題を知ったかぶりして、上手くみんなの目をごまかしましょう。
- お題を知っている人は、テーマを知らずに描いているのは誰なのかを予想します。とても盛り上がります。
- 人数:2-10人
- プレイ時間:20分
- ルール難易度:簡単
↓時間調整用のゲームはこちら↓
ニムト (6nimmt!)
・1994年のドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作。お手軽な名作カードゲームです。
・みんなで一斉に数字カードを出して、予め場に出ていたカードの列に並べていきます。各列におけるのは5枚まで。6枚目のカードを出してしまった人が、その列のカードを引き取らなければなりません。最終的に、カードの少ない人が勝利です。
・簡単なのに盛り上がる!子どもや初心者と一緒に楽しく遊べます。
- 人数:2-10人
- プレイ時間:20分
- ルール難易度:簡単
ナンジャモンジャ
- ナンジャモンジャは、カードに書かれた謎の生物に名前をつけていくゲームです。
- 山札からカードを順番にめくっていき、見たことのない生物には名前をつけ、すでに名前がつけられた生物は、その名前を呼ぶという簡単なルールです。
- 名前がつけられた生物が出たときに、早く呼んだ人が場のカードをもらえ、カードの枚数で競います。
- 自由な発送で名前をつけることができるため、子どもや友達のネーミングセンスで盛りあがること間違いなしの定番ゲームです。
- 人数:2-8
- プレイ時間:15分
- ルール難易度:簡単
はぁって言うゲーム
- 「はぁって言うゲーム」は、聞き返す「はぁ」、ため息の「はぁ」、など8種類のトーンの「はぁ」を表現するゲーム。
- まわりの人はどの「はぁ」なのかを予想します。
- みんなの意外な表現力に盛り上がること間違いなしのゲームです。
- 人数:3-8
- プレイ時間:20分
- ルール難易度:簡単
ナインタイル
- ナインタイルは、9枚のタイルを動かしたり、ひっくり返したりして、お題通りに並べる速さを競うゲームです。
- タイルには表と裏それぞれに模様が書いてあるため、記憶力と判断力が求められます。
- とても簡単なルールながら、想像以上に頭を使い、大人も子どもも盛り上がれるゲームです。
- 人数:2-4人
- プレイ時間:15分
- ルール難易度:簡単
ハゲタカのえじき
- 人数:2-4人
- プレイ時間:15分
- ルール難易度:簡単
ラブレター
- 人数:2-4人
- プレイ時間:約5-10分
- ルールの難しさ:簡単
ナインタイル・パニック
- 「ナインタイルパニック」は、9枚のタイルをつなげて町を作るスピードを競うゲームです。
- タイルには、ハンバーガー好きの宇宙人や宇宙人を退治するエージェントなどのイラストが書かれており、毎回変わるお題に沿って、急いで町を作ります。
- 落ち着いてやれば難しくないのですが、完成を急ぐあまり、焦ってパニックになるのが面白いです。
- 「海底探険」同様に、コンパクトながら5人まで同時に遊べるので、様々な場面で役に立つゲームです。
- 人数:2-5人
- プレイ時間:20分
- ルール難易度:簡単
犯人は踊る
- 「犯人は踊る」は、犯人カードを持っている人を当てる正体隠匿系の推理ゲームです。
- プレイヤー達は、順番にカードを場に出していきますが、その中で、ババ抜きのようにカードが入れ替わり、犯人カードも移動します。
- アリバイやたくらみといった効果カードにより、推理が一筋縄では行かなくなっており、ゲームを盛り上げます。
- 短時間でワイワイしながら遊べるので、宅飲みやボードゲーム会の時間調整などで重宝します。
- 人数:3-8人
- プレイ時間:10-20分
- ルール難易度:簡単
ボードゲームで社内レクを成功させよう!
いかがだったでしょうか?
社内レクリエーションでボードゲーム会を行うイメージがつかめたでしょうか?
ボードゲームは、バラエティに富んでおり、面白さと場のムードを良くするポテンシャルを秘めており、必ずと行っていいほどレクリエーションを盛り上げることができるでしょう。
ボードゲームで社内レクを成功させ、今よりもメンバ-の仲が良くなることを願っています。
ボードゲーム会の進め方まとめ
- 参加者を4~5人程度のグループに分ける ※事前に参加者を分けておくとスムーズ。ゲームによって増減させましょう。
- ゲームのルール説明(インスト)を行う ※事前にリーダーをルールを覚えてもらいましょう。
- ゲームを行う
- 一回やったらグループ替え
- またゲームプレイする
- 時間に応じて、2~5を繰り返す
あると便利なもの
他にもボードゲームは色々あります。こちらの記事から要チェック!