拡大再生産とは?ボードゲームするなら絶対おさえたいジャンル!

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ボードゲームには、たくさんのジャンルがあります。

関連記事【ジャンル紹介】ボードゲームってどんなジャンルがあるの?

 

そして、数ある中でも、「拡大再生産」はぜひ押さえておきたいジャンルです。

なぜなら、ボードゲームの面白さを感じやすく、とても人気ゲームが多からです。

 

拡大再生産と聞くと、難しくて、とっつきにくそうなイメージがあるかも知れませんが、そんなことはありません。
今回は、拡大再生産とはどんなジャンルなのかを解説した後、オススメのゲームを取り上げ、紹介します。
この記事を読んで、拡大再生産のゲームにトライしてみましょう!

 

そして、ボードゲームにおける拡大再生産というジャンルは、
ゲームで得たお金や資源を使って、さらにお金や資源が得られる仕組みを作り、得られる資産を増やしていく」という内容になります

例えば、お金をもらったとしましょう。
もらったお金で「お菓子を買って食べてしまう」のは単なる消費です。
ですが、拡大再生産では、「お菓子を作るための設備に投資して、できたお菓子を売ってお金にしてさらに大きな設備を作っていく」といったイメージです。
つまり、生産と拡大を繰り返して、どんどん大きく成長していくゲームということなんですね。

本当に面白いの? ~拡大再生産の魅力~

では、拡大再生産という言葉はなんとなく理解できたと思いますが、本当に面白いのでしょうか?
拡大再生産のゲームの特徴を上げながら、魅力を説明します。

拡大再生産系ゲームの特徴

拡大再生産系ゲームの特徴としては、主に3つの特徴が挙げられます。

  1. ゲームの中で成長していく!
  2. 自分が好きなように「国」を作り上げられる
  3. 中量級ゲームが多く、2~5人がちょうどいい!

 

ゲームの中で成長していく!

拡大再生産のゲームでは、最初はできることが限られています。

なので、地道にお金や資源をためていく必要があります。
でもゲームを進めていくに連れてだんだんお金がたまり始め、はじめは買えなかった物が買えたり、できなかったアクションができるようになったりします。
このように、ゲームの中でだんだん成長していくところに面白さがあります。
ドラゴンクエストなどのロールプレイングゲーム(RPG)で、最初は買えなかった武器が買えるようになっていく感覚に似ていますね!
 

自分が好きなように「国」を作り上げられる

拡大再生産のゲームでは、王様がゼロから国を作っていくのに通ずるものがあります。

ゲームによっては、国ではなく、街や、工場、家、お城など様々ですが、他の人とは違う自分オリジナルの仕組みを作っていくことができるのがポイントです。
自分が良いと思うのものに、投資をして、それで稼いで、更に大きくしていく。
シムシティなどの街づくりゲームやスポーツチームを作るゲームのように、好きなように育て上げる満足感がゲームごとに得られるのが魅力です。
 

中量級ゲームが多く、2~5人がちょうどいい!

拡大再生産系ゲームの多くは、プレイ時間が60分~90分が一般的です。

ボードゲーム全体の中では、少し長い部類で、いわゆる中量級のゲームが多いですが、だからといって難しいというわけではありません

小さな状態からスタートして、徐々に拡大していくという構造上、「ルール説明が簡単で5分で遊べる」という訳には行きませんが、その分、ボードゲームをやっているという充実感に繋がります。

むしろゲーム終盤では、もっと続けていたい!と感じると思いますよ。

 

また、遊ぶ人数ですが、あまり大人数向きではなく、2~5人で遊ぶのがちょうどよいでしょう。

ボードゲームが全くの初めてではなく、2,3回は遊んだことのある人達で集まるくらいだと楽しめるはずです。

拡大再生産はとてもおすすめのジャンル

ここまで説明したように、拡大再生産のゲームは、多少プレイ時間が長いですが、決して難しいというわけではありません。
拡大再生産の構造はいたってシンプルで、少しずつ投資して、徐々に発展させていくというだけです。
そして、ゲーム中にどんどん発展させていくことこそが、拡大再生産の醍醐味です。
私はカタンという拡大再生産系のゲームが、ボードゲームにどっぷりハマるきっかけでした。
そして今でも、拡大再生産が、最も好きなジャンルといっても過言ではありません。
ぜひあなたも、プレイして、拡大再生産の面白さを味わいましょう。
プレイしたくなったあなたに、オススメのゲームを具体的に紹介していきます。

初心者にぴったりの入門ゲームを紹介!

カタンの開拓者たち(Catan)

ポイント

・1995年のドイツ年間ゲーム大賞受賞作で、全世界中で、2000万個以上の販売数を誇る大ヒットゲームです。

・数あるボードゲームの中でも名作中の名作で、3人~4人でやるのにぴったりです。簡単なルールでありながら奥が深く、初心者と上級者が同時に楽しむことができます。

・カタンの魅力は、資源を得て自分の領土を拡大し、さらに資源を得やすくするという拡大再生産というゲーム性と交渉によって、ほかプレイヤーと時には協力、時には対立する所にあります。

・1回が1時間以内で終わるため、繰り返しやりたくなること間違い無しのおすすめボードゲームです。

原題:Die Siedler von Catan 作者:Klaus Teuber 発売年:1995年
時間:60分 年齢:8歳~

ドミニオン(Dominion)

ポイント

・デッキ構築型ゲームの先駆けで、2009年のドイツ年間ゲーム大賞、ドイツゲーム大賞、アラカルト・カードゲーム賞の3冠を達成した非常に評価が高いゲームです。
・ドミニオンでは、260種類以上のカードを組み合わせ、自分だけの戦術を立てるところに面白さがあります。遊戯王やマジック・ザ・ギャザリングにハマったことのある方は必見のゲームです。
・トレーディングカードゲームとは異なり、相手と同じ状況で、戦略を練るのが醍醐味です。
・一回のゲームで使用するのは10種類なので、遊ぶたびに違った展開を味わうことができ、全く飽きが来ないゲームです。

 

原題:Dominion 作者:Donald X. Vaccarino 発売年:2008年
時間:30分 年齢:8歳~

 

街コロ(Machikoro)

ポイント

・街コロはサイコロを振ってお金を集め、自分の街を発展させるゲームです。
簡単なルールながら、ボードゲームの楽しさを味わうことのできるのが特徴。
・ドイツゲーム賞で8位入賞も果たした評価の高い日本生まれのゲームです。
・街コロ+(プラス)、街コロ#(シャープ)という2種類の拡張を加えることで、戦略の幅が広がります。

 

原題:街コロ 作者:菅沼 正夫 発売年:2012年
時間:45分 年齢:12歳~

街コロの新作「街コロ レガシー」が発売になりました!

宝石の煌き(Splendor)

ポイント

・宝石の煌き(Splendor)は、5色の宝石を集めながら、カードを購入して、勝利点を集めるゲームです。

・国内外で評価が高く、2014年 ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされ、日本ボードゲーム大賞(投票部門大賞)を受賞しています。

・ゲームが進むに連れ、だんだん良いカードを購入できるようになっていくのが特徴です。

 

原題:Splendor 作者:Marc André 発売年:2014年
時間:30分 年齢:10歳~

まとめ 拡大再生産をプレイしてボドゲ中級者へ!

今回は、拡大再生産の特徴や魅力を解説し、入門編におすすめのボードゲームを紹介しました。
拡大再生産のゲームは、多少プレイ時間が長いですが、決して難しいというわけではありません。
構造はいたってシンプルで、少しずつ投資して、徐々に発展させていくゲームです。
そして、ゲーム中にどんどん発展させていくことこそが、拡大再生産の醍醐味です。
是非、拡大再生産のゲームをプレイして、ボードゲーム中級者を目指しましょう。
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